こんにちは!Hideyukiです!
2019年10月5日~前日松本泊、2泊3日で涸沢カールを堪能してきました。 2日目、中編になります。今日目指すのは、去年のリベンジ、奥穂高岳です!!!!!まずは、奥穂高岳の情報を確認しましょう。
名称 | 奥穂高岳 |
標高 | 3190[m] |
スタート地点標高 | 涸沢カール: 約2300[m] |
標高差 | 約890[m] 標準タイム5:30(往: 3:20復:2:10) |
奥穂高岳からアクセスできる山 | 西穂高岳、前穂高岳、涸沢岳 |
特徴 | 日本第3位の標高、映画岳で最後のシーンに出てくる |
前編は下記リンクからどうぞ!
Google mapでは涸沢カールから奥穂高岳まで50分強となっていますが、実際には休憩入れて4時間以上かかることでしょう笑。
この日のために1年間、ほとんど毎日スクワット100回をしました。登山にもハマって今年だけで9回行きました。どうなったのでしょうか…。それでは2日目スタートです!準備編は下記リンクからどうぞ!
いきなりですが、寝坊しました笑
モルゲンロートを狙っていたのですが、曇ってると思ってあきらめてると薄くですが赤くなりました。撮影場所にたどり着いたときにはすでに人でいっぱいで何とか隙間から撮りました。
さて!奥穂高岳を目指します!重い荷物はテントにデポし、軽量装備で挑みました。出発前に一枚、自撮りします。ガスって大変なことになってます…。雨は降ってませんように…!
涸沢ヒュッテ側のルートから穂高小屋を目指します。涸沢小屋の横の森の木々の、なんとまぁ素晴らしい紅葉だこと。
涸沢ヒュッテ付近のナナカマドは黄色かったですが、ここら辺は赤くなっていました。
こんな感じで涸沢小屋を取っているのはなかなかないのではないでしょうか。ガスもなんかいい感じに見えてきました。
〇が岩に書かれていて、間違ったルートを通らないようお知らせしてくれています。岩だらけでどこ通ればいいのかわからなくなっちゃうので助かります。
去年来たときはすべてなくなっていましたが、奥穂高側に雪がまだ残っていました。まだといってももう雪が降るので、来年まで解けることはないんでしょう。
涸沢ヒュッテ側を振り返ります。
きれいに黄、緑、赤が並んでいます。ガスもなんかいい感じですね。黄はダケカンバ、赤はナナカマドでしょうが、緑は何なんでしょうか?
もう一度振り返ります。 |ω・`)ちら
きれいに岩が並んでいて歩きやすいです。北穂高岳方面に向かって、涸沢小屋~穂高小屋ルートに合流を目指しています。
|ω・`)ちら
ちょっと振り返りすぎでは?ってぐらい涸沢ヒュッテ側を振り返っています笑。この後もずっと振り返って写真撮ってました笑。
涸沢小屋から穂高小屋へ向かうルートに合流しました。
1時間ほど歩いたので休憩します。持ってきたMeiji milk chocolateをかじります。いっぱい持ってたので、半分ほど食べました。
10分ほど休憩してザイテングラートを目指します。涸沢槍はここまで来てもまだとがっています。
ザイテングラートが近づいてきました。
ザイテングラート前まで来ました。ザイテングラートの急登を見ているとなんだかそれだけで疲れてきたので、また小休止を入れました。燕岳の経験から急登への苦手意識があります笑。ゆっくり上るのはいいんですが、足をある程度曲げ始めるともう駄目なんですよ…。飲み物を飲んで覚悟を決めて登り始めました。
ザイテン(ザイテングラート)入口です。
少し上って後ろを振り返るとなんかいい感じです。ちょっとシャドウ持ち上げすぎちゃいました。
ホントに急登ダメです…。すぐに息が上がっちゃってました。でもザイテングラートって思っていたよりも怖い道ではなく、なんだか楽しく、わくわくする道です。
ザイテングラートまではほとんどコースタイムに乗っていましたが、ここにきて停滞です。 バテていた気がしたのでここで、おにぎりを投入しました。セブンイレブン「さつまいもの炊き込みごはん」おにぎりです。余計な話をすると、私の地元ではセブンイレブンのことを「イレブン」と呼びます。最近では環境の影響で、「セブン」というようになってしまいました。
ザイテングラートを通過しました。穂高小屋まで20分のようですが、おなかが減っているので、全然このペースではいけないんだろうなとゆっくり登ります。
また後ろを振り返ります。すげぇぇ。
やっと穂高小屋まで来ました。穂高小屋を発つおじいさんが独り言をいっていました。「もうここまでここに来るのも最後だな。」私も一人で来ていたため、すかさず突っ込みを入れます。「なんでですか。また来れるんじゃないですか?」聞くと、齢70なんだとか。
やりました!ついに穂高小屋です!!!!!
いろんなブログや、You Tubeで見た光景です。なんかすでに達成した感じがする…。
穂高小屋から見る奥穂高岳方面は…
うん…。
やばい…。崖じゃん…。(登山初心者)
早速ザックを下ろし、売店へ向かいます。ここに来る前に決めていました。ここは味噌ラーメンを選択します!お昼をちょっと過ぎたところでした。
順番を呼ばれるまでしばしの辛抱です。バターとキクラゲが入っているじゃないですか!いやー、寒さで凍えた体に沁みました。スープを最後まで飲み干してしまいました。
奥穂高岳山頂に行く決心がつかないのとエネルギーに不安があったので、ジンジャエールを買いました。ウィルキンソンのドライではない、辛いタイプの奴ホントに好きなんです…。うめぇうめぇと飲んでいましたが、このジンジャエールカロリーが全然少ないことに後から気づきました笑。時間がないことも忘れて買ってしまい、途中で思い出し最後押し込んだのが腹にキました。
さて!行きますか!かなりビビっているのでこの超急登の写真はありませんよ。
安定した場所で撮ってた写真が一枚ありました。岩がかっこいい…。
穂高小屋から見えていた崖を超えると、普通の登山道のような勾配に代わります。〇×矢印でしっかりと道を示してくれています。ここから先は特に急な坂もなく、疲れた脚にやさしい道でした。
涸沢側に光が差してきました。PCCSの色相環を、赤から黄色側へ青までのグラデーションのようです。常念岳がここでも主張してきました。
涸沢岳(3110m)を望みます。写真を拡大すると6名ほど登っているのが分かりました。今回は涸沢岳にも上ろうと思っていましたが、思いの外出発時間が遅れ、登る時間も余計にかかっていたので今回はあきらめました。来年は北穂高岳を目指そうと思っているので、涸沢岳を登るのは再来年以降になりそうです。
絶景にいちいち足が止まります。
ジャンダルムがみえました。そのままだとかっこよさが伝わら無そうだったので、白黒にしてみました。カラーでだめなら白黒作戦です。恐ろしくて自分は絶対にこの縦走はしないだろうなと思います。
ここまでくれば後は低勾配の道を数分歩くだけです。
3190m奥穂高岳山頂につきました!
めちゃくちゃ寒いのですぐさまフリースを着ました。ダウン着てる人羨ましいです。最近はモンベルの1000FPみたいなダウン狙っています。それにしても
撮影に気合を入れていましたが、ガスが多くて思うようにできませんでした…。
山頂にはテレビ局っぽい人たちがいい場所を陣取っていて思うように自撮りもできませんでしたが、何とか一枚だけ撮りました。 全然奥穂感伝わらない写真笑。せめて晴れてれば…笑。
使える時間ぎりぎりまで待ちましたが、結局ガスは無くならず、諦めて下山することにします。
下山時点で15:00弱にもなってしまいました。頑張って降りてもこりゃ暗くなってしまうなぁと若干焦ります。穂高小屋からの崖があまりにも印象的だったので、一枚撮りました。怖かった…。
穂高小屋まで戻ってきました。一度ここでテント泊してみたいですね。
ここでおなかの調子が悪くなったので穂高小屋のトイレに駆け込みます。涸沢ヒュッテのトイレよりもきれいで、安心して大きいのをぶっぱなせました。汚いところだと引っ込んじゃうんですよ…。これからも登山チャレンジしたいのにこれはまずいんです…。
さて、涸沢カールまで下山しましょう。涸沢カールはすでに日陰となっています。日が沈みそうで急いでいたので、ここから涸沢近くまでほとんど写真がありません。
下山中急いで浮石に乗り、ザイテングラートで石を下に転がしてしまい、ものすごく反省しました。 たまたま登山道ではないルートに落ちたからいいものの恐ろしいことをやってしまいました…。
涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐で帰りは涸沢小屋方面を選択しました。今更ですが、登山道は〇印と矢印で登山道かどうか教えてくれています。ここまでくれば、多少暗くなっても涸沢まではいけるだろうと、安心してカメラを取り出しました。
暗がりの紅葉になってしまいましたが、ほんとに最高のタイミングです。
赤、黄、緑が並んでいたので撮ってみました。
色とりどりのトンネルを通過中、テント場がみえました。なんとなく可愛らしい感じです。
涸沢小屋がみえました。もうかなり暗くなってます。
17:30 涸沢小屋に着きました!暗い笑。おなかもぺっこぺこです。休憩を空を見上げると…
空が!夕焼けがすごいです!これは涸沢ヒュッテ側にいればよかったと悔やまれましたが、帰って写真を確認するとなかなかいい感じでした。幻想的にレタッチできました!
お腹が空いていたので、涸沢ヒュッテに戻って何か食べるか迷いましたが、もう閉店の時間を過ぎていました。幸い涸沢小屋の方はまだ営業中のようでしたので、おでんを注文します。寒い思いをしてきたので、体に沁みわたりました。夜になりさらに冷え込みました。
テントに戻って軽く休憩を入れてからテントの撮影に挑みます。比較明合成できる編集ソフトを使っていないので、ちょっと寂しいですが夜のテント場は明かりがつけばこんな感じに撮影できます。雲がテント場を覆っていたため光がにじんで幻想的になっていました。
絞り開放でぼかしたりしてみました。きれい…。
夜もリフィルタイプのインスタント麺をいただきました。どん兵衛緑のタヌキがしみます。隣では6人組の山で知り合った感じの人達がワイワイやっててなんだか寂しくなりました。隣のグループはTV局の人にもインタビューを受けていましたが、私は全然声をかけられません笑。
にしても、久々に食べたどん兵衛がうまい!スープと一緒に2日前に買ったチンジャオロースおにぎりを食べました。
二日目はこれにて終了!
それでは!後編に続きます!
2019年涸沢カールの記事はこちらからどうぞ
準備編
前編
後編
奥穂高岳の地図
紙の地図は必ず用意しましょう。スマートフォンの地図アプリは便利ですが、電池切れ、故障などのトラブルのバックアップは必ず必要です。山ではフェールセーフの考え方をした方が良いです。購入には最新版を買うことを心掛けてください。