こんにちは!Hideyukiです!
今か今かと待ちわびたサードパーティー製の望遠レンズが、SIGMAから発売されました!ずっと欲しかった100-400mmというという焦点距離、今回はSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OSを予約開始日に即行で予約したので、思いや撮りたいものについて語ってみたいと思います!
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望遠側が足りなくてずっと悩んでいた話
2018年9月にフルサイズミラーレス一眼カメラ、SONY a7iiiを買ってから超広角大三元ズームレンズと標準小三元ズームレンズで写真を楽しんでいた私ですが、105mm以上の焦点距離レンズを持っておらず、圧縮効果を使った風景や動物と風景を絡めた写真を撮れずに悶々としていました。リスとかナキウサギとか鶴とか北海道で撮りたいんです!
で、こんなツイートもよくしていました笑。
FE100-400mmサードパーティ製ほんとに出て欲しい🥺
— Hideyuki (@HDYK_S) May 22, 2020
私の持っているレンズ
もともと美しい風景写真にあこがれて写真を始めた私は1本目のレンズとしてどうせ買うならと標準ズームのソニー純正小三元レンズを買いました。その後SIGMAからEマウントレンズ初となる焦点距離14-24mm F2.8の大三元レンズが登場し、当時超広角のダイナミックな写真にあこがれていた私は一瞬でポチってしまったわけです。(実際には店舗に買いに行きました笑。)
つまり、今カバーできる焦点距離は14-105mmだけで、105mmから先のいわゆる望遠側はカバーできないレンズしか持っていません。100-400mmという焦点距離はCanon、SONY、SIGMA、TAMRONが出しているズームレンズでよくある焦点距離だと言えます。
私の持っているレンズ
- SONY FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)
- SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN OS ソニーEマウント用
Eマウント望遠レンズの今までの選択肢を確認
なんと、Eマウントレンズには今まで、SONY純正の以下の2種類のレンズしかなかったのです。これがまた超高級で、私の給料レベルでは生活を犠牲にしないと買えないレンズです笑。マウントコンバーター、テレコンバーター無しで200mmより長い焦点距離を撮るためにはこの2つの純正レンズという選択肢以外ないという鬼畜具合です。カメラって趣味は怖いですね笑。
2020年7月9日までにあったEマウント望遠レンズ
- SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)
希望小売価格320,000円(税別) - SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
希望小売価格278,000円(税別)
テレコンバーターやマウントコンバーターを使っても良いというのなら選択肢は4つぐらいはあるんじゃないでしょうか。(焦点距離100-400mmを狙っている場合についてです。)
- SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM) + 1.4X(or 2.0x) テレコンバーター(SEL14TC)
希望小売価格330,000円(税別) + 希望小売価格70,000円(税別) - SONY FE 70-200mm F2.8 G OSS(SEL70200G) + 1.4X(or 2.0x) テレコンバーター(SEL14TC)
希望小売価格158,000円(税別) + 希望小売価格70,000円(税別) - SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM + SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11
希望小売価格105,000円(税別) + 希望小売価格37,500円(税別) - TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD(Model A035) + SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11
希望小売価格90,000円(税別) + 希望小売価格37,500円(税別)
70-200mm大三元小三元レンズにテレコンバーターを使うというのは悪い選択肢ではないと思いましたが、70-105mmの幅で焦点距離が被るのはまだ良いと思いました。ただ、200-400mmを映すためにテレコンバーターを1.4倍のものと2.0倍のもので付け替え動物撮影ができるのかと考えたとき、不便さを考えNGと判断しました。
じゃあマウントコンバーターでキャノンEFマウントもしくはニコンFマウントをEマウント化すればいいじゃないとも考えました。でもなんか見た目と言いますか、堅牢性が悪いんじゃないかとか不安になるっていうのと専用設計ではない不安定さが私にとってはNGだったので購入までは至りませんでした。
こちらは一眼レフ用の100-400mmです。EFマウント用をEF-Eマウントのコンバーターで変換する必要があります。シグマSAマウントを変換するでも良いと思います。
純正レンズの良さは知っているが、サードパーティ製望遠レンズを待ち望んでいた。作例あり。
今まではSONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSをレンタルして使っていました。ナキウサギの撮影でその例をみてみましょう。
分かりますかこの解像感。。素晴らしいです。。ほんとにこのレンズ欲しいです。AF駆動速度もAF精度もめちゃくちゃいいのです。解像度下げているのでわからなかったらすいません。。
幾度となく喉から手が出てネット通販のボタンをポチッと押しかけましたが、数字をみてもう一人の自分がそれを防いでくれました。。。ボーナスが出たときなんか頭がおかしくなりそうなぐらいでした笑。
希望小売価格320000円(税別)
無理です笑!諦めました!これ見たら具合悪くなります笑。ってことで本当にサードパーティ製をタムロンかシグマに出してもらいたと心から望んでいたのです笑。
シグマとタムロンレンズは作例見る限り本当に素晴らしいのでマジで出してくださいと一年以上考えていた時のことでした。
Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OSが登場
突然のうわさ
それは2020年6月10日突然やってきました。ツイッターアカウント軒下デジカメ情報局からシグマが100-400mm F5-6.3 DG DN OSを発表する、という噂がでたのです。この時の私は歓喜の具現化でした。ベッドの上でのたうち回ってました笑。
シグマが「100-400mm F5-6.3 DG DN OS」を近日中に発表するらしい。#噂
— 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) June 9, 2020
噂段階では以下の情報が出回ってました。ここでキャノンEF-M用の画像が出回っていたのですが、ほんとうによくわかりませんでした笑。
- Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OSが発表される。
- Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS用の三脚座が発表される。
- テレコンバーターが発表される。(流出画像はLマウント用)
- レンズ調整用のUSBドッグが発表される。(流出画像はLマウント用とEF-Mマウント用)
製品発表会
そしてその噂は本物になりました。シグマが6月18日に本当に100-400mmを発表したのです。
株式会社シグマ – live via https://t.co/4eMpLjkmxN https://t.co/OhUCkT6rVi
— 株式会社シグマ (@Sigma_Japan) June 18, 2020
- Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OSが発表された。
- Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS用の三脚座が発表された。
- Lマウント用のテレコンバーターが発表された。
- Lマウント用のレンズ調整用のUSBドッグが発表される。
純正レンズと比較
スペックの比較
主なスペックを表にまとめてみました。サイズ、重さ、価格ではSIGMAに分がありますね。SONYは解放絞り、最短撮影距離で優っています。ここら辺はトレードオフの関係にありそうですね!
SIGMA | SONY | |
---|---|---|
レンズ構成枚数 | 16群22枚 | 16群22枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
開放絞り | F5 – 6.3 | F4.5 – 5.6 |
最小絞り | F22 – 29 | F32 – 40 |
最短撮影距離[cm] | 112(W) – 160(T) | 98 |
フィルターサイズ[mm] | φ67 | φ77 |
最大径 × 長さ[mm] | φ86.0 × 199.2 (ソニー Eマウント) | φ93.9 × 205 |
質量[g] | 1140 | 1395 |
手振れ補正 | 〇 | 〇 |
希望小売価格(税別) | 120,000円 | 320,000円 |
MTF曲線の比較
主なスペック表では画質に関してあまりわからないのでMTF曲線も見ていきましょう!SIGMAとSONYでは条件が違うため比較するには微妙ですが。。MTF曲線をみる限るほとんどすべての領域でSONYが優っているのが分かると思います。
SONY 100-400mm F4.5-5.6 GM
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
波動光学的MTF
幾何光学的MTF
Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS予約しました。
気に入った点と気になる点
難有れど気に入った点
- 希望小売価格120000円と純正100-400mmよりも安い。
ただし、一眼レフモデル100-400mm F5-6.3 DG OS HSMよりも高い。 - 1140gと軽い。公式売り文句はライトバズーカである。
- 三脚座がオプション設定されている。高い。
三脚座が出てくれたのはほんとに大きいです。一眼レフ用モデルだと重さは1kg強ですが、動物撮影を手持ちでやるってのはやっぱきついなと思いました。でもこれが希望小売価格11000円(税別)かぁ~という気持ちです。ちょっと高いですよね?レンズ価格も一眼レフ用よりも高くてこっちも追加で払うのはちょっと…と思ってしまいました。
大丈夫そうだが気になる点
- 画質が納得できるものなのか。
- AF駆動速度が遅くないかどうか。
- Eマウント用のテレコンバーターが発売されなかった。
瞳オートフォーカスはあまり重視していないのですが、シグマの動画を見る限りかなり使えそうです。これを見てAF駆動速度は悪くないんじゃないかと思えました。っていうかモデルが美人です笑。そこに注目してしまいました笑。
懸念点はあるものの予約しちゃいました
いろいろ懸念点やら良いところやらあってグダグダ述べてきましたが、もう1年待ったレンズですし、夏のナキウサギ撮影に使いたいので、販売と同時に予約しちゃいました!正直AF駆動速度はほんとに心配です。早い動きのナキウサギに対応できるんだろうか…という思いでいっぱいです笑。レンズフィルターはマルミのEXUS Mark IIにしました。
今回予約したもの
- SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
- SIGMA TRIPOD SOCKET TS-111 KIT
- MARUMI EXUS Lens Protect Martk II 67mm
撮りたいものはというと
せっかく望遠レンズを予約したので、撮りたいものについても語っちゃおうかなと思います。備忘録でもありますが笑。
①ナキウサギ
まずはナキウサギをこの夏撮りに行きたいと思います。
②美瑛の風景
これも北海道に行ったときにナキウサギと一緒に撮ろうかなと思っています。
③リス
5月の浦臼神社でエゾリスも撮りたいですね。夏は大雪山に登ってシマリスでも撮れたらいいなあなんて思ってます。
④タンチョウ
音羽橋からの鶴も撮影行きたいんです。朝日が入った川の様子を妄想しています笑。
⑤ヒグマ
いつかは撮影したいヒグマです。知床の船にでも乗って撮れたらいいななんて考えています。上の写真は北海道の道で出会ったヒグマです。肝が冷えました笑。
⑥その他風景
風景で使いたいんですがどのように使えるかはまだまだ考え中です。
まとめ
今回はシグマの新製品Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OSを予約した経緯や思いなんかを語ってみました。2020年7月10日発売なので、届き次第開封レビューを行ってみたいと思います。それでは!
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